西川とMr.伊藤のノープランアジア旅

金も宿もないそんな僕たちの旅物語

スリランカ1日目 9月3日

 

不気味な部屋で目覚めたスリランカ1日目。明るくなると意外といい感じだったことに気づく。そういえば昨夜、部屋にヤモリ?みたいな爬虫類がいた。退治するのもめんどくさくてそのまま寝たけど。

今日はスリランカコロンボという都会に向かうことに。とりあえず空港に戻ってコロンボ行きのバスを探す。インフォメーションに行き、コロンボ行きのバスを尋ねると指さされた。そっちに向かうとコロンボ行きのバスがあり、欧米系のバックパッカーが数名乗ってた。運賃を払い、100円くらいだったかな、しばらくするとバスが出発した。クリップボックスのラジオを聴いていると1時間ぐらいでコロンボ到着。ところがここで再び問題が…。そう、クアラルンプールの時と同様にどこで降りたらいいのか分からない問題。しかも、俺たちはコロンボのどこに行こうとかは特に決めてなかったのでとりあえず同じバスに乗ってた欧米系のバックパッカーが降りたとこと同じとこで降りたらええ感じのとこで降りれるやろという作戦で行くことにした。降りたとことの写真。

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降りてからもしばらく欧米系のバックパッカーについて行くことにした。すると駅的なところに着いた。この駅はスリランカの電車の中心地みたいなところでいろんなところ行きの電車が集まってた。その駅の中のフードスペース的なところにでホットドッグとコーラをランチにする。やたらと優しくしてくれる店員のおっさんが全部手配してくれる。なんか怪しいな、と思ってたら案の定おそらくボラれた。ホットドッグ100円と書かれていて、コーラは書かれてなかったけど100円もしないだろう。しかし、350円ほど取られた。そんくらいええけど…と思いながらも払う。

その後、駅周辺を散策する。土曜日ということもあり、めちゃめちゃ人がいる。タクの客引きと貧困の人が募金してくれ的なんにいっぱいあった。駅周辺は少し小汚い感じだった。その後、でかいビルを見つけたのでそこに向かうことにする。15分ぐらい歩くとバーガーキングを発見する。今日の宿を取るのと、駅周辺の感じに少し疲れたので休憩することに。コロンボの南の方にある宿が安くて、トリップアドバイザーの評価がめちゃめちゃよかったのでそこを取った。1000円くらい。

その後、でかいビルに到着。インターナショナルトレードセンターだった。トイレだけ借りて海岸の方へ向かって歩く。するとめちゃめちゃ人が集まってる大蔵海岸みたいなところに着いた。ええ感じの音楽もかかっててすごいいい感じだった。そこでMr.伊藤と座っていると現地のヤンキー5人ぐらいが俺たちに「こっち来いよ!」的なジェスチャーをしてくる。Mr.伊藤は少し警戒している様子。俺は「ヤンキー本当はめっちゃいい奴説」を信じているのですぐに行く。「俺ら日本から来てるねん!」と言うと「俺日本めっちゃ好き!ホンダ!トヨタ!」とかギリ聞き取れる英語で話してくる。バイクの整備屋をやってるらしい。「酒飲もうぜ!」と言われ持ってたビールをくれる。普通にビール。「タバコも吸うか?」と聞かれたので、「いいね!」と答えてもらう。普通にタバコ。お返しに日本のタバコをあげたらめちゃめちゃ喜んでた。「俺たちにバッドボーイだぜ!おっとポリスがこっち見てるぜ、やべ」みたいな中学生ヤンキーみたいなことを言いながら15分ぐらい遊んだ。ヤンキー達との写真。

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ヤンキー達とバイバイして、カップルがめちゃめちゃイチャついてる(ガッツリ愛を育んでる)ロードをMr.伊藤と男2人で通り、コロンボ探索を再開した。

謎の池のお寺的なところを見て、公園的なところに行った。そこで若者と目あったので「ヘイ!」とジェスチャーするとその若者が6人ぐらい連れてこっちに来た。この若者達と30分ぐらい遊んだ。同い年で普段はオフィスで働いてるらしい。英語めちゃめちゃ上手い。普段は何やってんのとか、好きなスポーツは?とかから始まり、彼女の写真を見せ合ったり、あの女の子可愛ない?とか、下ネタとか、めちゃめちゃ盛り上がった。今日俺たちパーティするから来いよ!と言われたがホテル取ってしまってたので断った。それからいろんな話をして、「アレやるか?」と聞かれ「アレって何?」とちょっと楽しみに聞くとゴソゴソし出して麻薬を見せてくれた。「麻薬やないかーーーい!」と思わず山田ルイ31世風に日本語でツッコミを入れてしまった。でも実物を見たのは初めてだったので結構いい経験になった(やってませんよ)。

その後、若者達とバイバイしてトゥクトゥクのタクシーでホテルに向かった。ホテルの場所がめちゃめちゃわかりにくいところにあってGooglemapで俺がナビをしながらトゥクトゥク兄ちゃんが運転するスタイルで行った。

ホテルに着いたら思ってたよりすごく雰囲気が良かった。ロビーの兄ちゃんは英語ペラペラでむしろ俺が聞き取れないスピードだった。ロビーの写真。

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テラス付きの部屋に無料でアップグレードしてくれて、ジムとかもあってすごく快適なところだった。

晩飯はホテルの人がデリバリーを頼んでくれると言ってたのでピザハットを頼もうとしたが、俺たちが頼もうとしてたメニューは期間限定のやつでもう終わってると言われ、「どうせならすぐそこにいっばい飲食店あるから直接行ってみたら?」と言われ行くことに。結局ピザハットに行ってピザとガーリックトーストを食べた。海外のピザハットはパン生地がガッツリしててめちゃめちゃ好き。最高。強いて言うなら俺の好きな「ペパロニラヴァーズ」が無かったのが残念。でも西川食べログ4.7/5.0。

その後、スーパーに行って飲み物を買って帰り、部屋のテラスで涼しい夜風を浴びながらコーラを飲み、iPhoneをいじってたら2時間ぐらい経ってた。めっちゃ蚊に噛まれた。そういえばデング熱とかの予防接種受けてないなぁと思いながらもポリポリかいた。その後Mr.伊藤と今後の計画を立てる。とりあえず明日から2日ぐらいはスリランカの南の方に行って南国リゾート地を楽しみに行く予定。

 

 

 

マレーシア最終日 9月2日

 

ゲンティンハイランドにて起床。Mr.伊藤が少し体調を崩してる。今日はスリランカへの移動の1日となる。とりあえずリゾート施設内を午前中少し見て再びロープウェイ。昨日に比べて天気も良く景色がエゲツない。

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雲の中をくぐり抜け、日本の音楽をiPhoneで聞きながら下山。ゲンティンハイランドめちゃめちゃよかった。会員カードも作ったしまた来よう。そしてバスでKLセントラルへ向かう。日本でクリップボックスに入れてきた動画を見てたらあっという間に到着。空港への行き方は電車なら1650円、バスなら300円。もちろん後者。結構時間を持て余したのでKLセントラル周辺を散策。

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ただの大都会。ちょうどお昼休憩だったのか財布とスムージーを持ったOLがいっぱいいた。ここは東京か。そういえばクアラルンプールに来た初日、クアラルンプールの街の改造計画みたいな説明をスクリーンで見たときに「3years 500buildings」を目標に都市計画を進め、世界の中心になりたいみたいな事を言ってた。この都市はまだまだ成長するんだなと思い、同時に発展途上国の勢いの凄さを実感して日本はあと数年後には抜かれるんだろうなと感じてしまった。なんて真面目なことを言うのだ俺は。そういえばセントラル周辺には外国人がいっぱいいて、外国人ならではのセクシーで可愛い子めっちゃいた。最高。少し不真面目さをアピール。

その後ショッピングモール的な施設の中のフードコートで遅めのランチ。トムヤンクンを食す。結構美味いけど辛い。西川食べログ2.8/5.0。Mr.伊藤は結構疲れてたみたいで(金もだいぶ余ってたみたい)高級マッサージへ行くという。俺は高級マッサージとか行く金もない(カジノで負けたから)ので1.5時間後に再集合を約束し、近くのバーガーキングWi-Fiを使ってパソコンで学校の研究をしていた。

再集合し、少し早いが空港に向かった。クアラルンプールの空港は結構広くていろんな施設が入ってるのでそこらへんをフラフラし、早めの夕食をとることに。マレーシア最後の夕食。マレーシアの通貨は残り2000円ほどあったので余っても仕方ないし、贅沢に1200円ほどのラザニアとガーリックトーストをくっそおしゃれなレストランで食べた。

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美味すぎる。西川食べログ3.8/5.0。会計を済ませ、出国ゲートに向かう。セキュリティチェックを受けて出国。さよならマレーシア。クアラルンプールしか滞在してないけど結構楽しかった。

 

スリランカに到着したのが現地時刻で22時ぐらい。換金して昨日予約した空港近くのホテルに今日は泊まるので歩くことにする。真っ暗。タクの客引きを振り払いながらひたすら真っ暗な道を歩く。マレーシアよりは治安悪め。というかマレーシアの治安が良すぎた。空港でなんやなんやしてたので、ホテルに到着したのは24時前。チェックインしようと入り口を探す。ホテルというよりは広めの1軒家。しかも真っ暗。

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ここで、入り口的なところを見つけてドアを開けようと引っ張ると、開かない。鍵がかかってた。「あれ、やばい、もう閉まってるやん。」とMr.伊藤と軽くパニック状態になる。この真っ暗の中、野宿する覚悟を決めようとしたとき上半身裸のおっさんが歩いてきた。「もう誰も来んと思ってたから閉めてたわ。来るんかいな。」と少しなまりの強い英語で話してきた。そして部屋に案内される。結構不気味。しかも空港近くなので1泊1700円くらいした。

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これは朝の写真やからそんなにやけどほぼ真っ暗の状況では結構不気味だった。その日は今後のスリランカ旅に少し不安を感じつつ、Wi-Fiを使ってYouTubeを見まくって寝た。明日からスリランカ旅が始まる。

 

 

マレーシア4日目 9月1日

 

昨日のクラブの事はすっかり忘れて起床。朝食は昨日に引き続き微妙。朝食なんてどーでも良い。なんてったって今日はマレーシア唯一政府公認のカジノがあるゲンティンハイランドという高原リゾート地に行く予定だから。今日が俺の本当の勝負の日。カジノで爆勝ちしたらファーストクラス取ってシンガポールにでも行ったろかって考えながらの朝食。

11時ごろチェックアウト。2日間お世話になった英語ペラペラ兄ちゃんとお別れ。そして最後のチャイナストリートを通ってバスが出てるKLセントラルへ。ゲンティンハイランド行きのバス出発まで時間があったのでKLセントラルのショッピングモールにてランチ。

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照り焼きチキン的なやつ。ランチセットで400円ぐらい。ブニョブニョで微妙。ガーリックライスは美味かったので西川食べログ2.1/5.0。その後バスで1時間ほど行き、ゲンティンハイランド行きのロープウェイ。このロープウェイの先にはいよいよ高原リゾートゲンティンハイランドが待ってる。20分ぐらいロープウェイに乗る。

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クッソ暇。景色も5分で飽きる。

そして到着!半袖じゃ寒い。さすが避暑地。20℃ぐらいだった。

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このカラフルの建物が俺たちの宿。なんとここは部屋数が7000を超える世界一デカいホテルとしてギネス記録を持ってるゲンティンファーストホテルという名前のホテル。デカすぎる。しかもチェックイン、チェックアウトはすべて機械操作。値段もピンキリで1泊何万円もする部屋もあれば1泊7〜800円の部屋もある。もちろん俺らは後者。部屋に行くと意外と普通な感じ。大阪で4000円ぐらいのビジネスホテルみたいなん。

その後、リゾート感を楽しみたくリゾート内のスタバへ。スタバのWi-Fiを使って「カジノ 必勝法」とか調べちゃったりする。スタバではどうせ勝つからと思いリッチにグランデサイズのコーヒーとマフィンを注文。700円ぐらい。宿と同じ値段。女子大生みたいにええ感じの写真を撮る。

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その後、リゾート地を楽しむ。屋内遊園地みたいなのとかゲームセンターとかマッサージとかジムとか…いろいろあって1日じゃ楽しみきれないほど。今日ぐらいは豪華な食事をしようとMr.伊藤と夕食を探す。たどり着いたのは鍋と焼肉のビュッフェみたいなとこ。具材取ってきて焼いてもいいし鍋に入れてもいいよスタイル。1人900円ぐらい。マレーシアでは鶏肉ばっかり食ってたので久々の牛肉にテンション爆上がり。

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 西川食べログ3.5/5.0。お腹もいっぱいになり、いよいよ勝負のカジノへ。

一度部屋に戻り、ドレスコードに着替えて入場。セキュリティチェックが厳しく、パスポートを凝視された。中はめちゃめちゃ広くて、紅茶とコーヒーはサービスで飲み放題。日本でカジノのためにブラックジャックをやり込んで来たのでまずブラックジャックのテーブルを探す。全然見当たらない。バカラとルーレット、スロットマシンばっかり。やっと1つだけ見つけたがミニマムベット(最低掛け金)が3000円だったので2万しか持ってなかった為、一度そこらへんで投資金を増やす作戦。Mr.伊藤とルーレットをやる。上手い掛け方とか全く分からないのでとりあえず、赤黒やつで当てに行く。ミニマムベットが600円だったのでとりあえず600円。当たる。その後も当たる。何回かして飽きたのでヤメる。1500円勝ちぐらい。次にバカラとかいうものにチャレンジする。ルールが全く分からなかったので最初は見学。「バカラ やり方」でググりながらディーラーの動き、周りの人の反応などを見てルールを覚える。とりあえずやってみる。勝つ。結構楽しい。センスを発揮して6000円くらい勝ちヤメる。Mr.伊藤はルーレットをやってて見に行くと4500円勝ってて最後に3000円掛けるという。見守るが見事に外す。Mr.伊藤は「ここでやめとけと俺のお母さんが言ってる気がする」とか意味不明な事を言ってヤメて部屋に帰ると言う。大正解過ぎる判断。最後に「西川くん。君ならたぶん勝つと思うねん。健闘を祈る」とカッコいい言葉を残して先に部屋に帰って行った。俺はここでヤメようかと思ったが、わざわざカジノまで来てこんな金額で帰れる訳ないと思い、カジノの中の泉的なところに15リンギット(50円くらい)を投げ入れて勝てますようにとお祈りした。紅茶を飲みながら一服して精神統一。ここからが俺の勝負どころや。と思い、もう少し小銭を稼ぐことに。ミニマムベットが1番小さいテーブルでバカラをやる。勝つ。勝つ。勝つ。センス◎を発揮して約1万勝ちくらいまで待っていく。よし、勝負のブラックジャックや!と意気込み、ブラックジャックのテーブルに行く。しかし、満席。しかもみんな1ベットで1,2万は掛けてる。軍資金が少ない俺は少し場違いかなと思い、もう少し軍資金を稼ぐことに。ミニマムベットが少し高めのバカラのテーブルに座る。とりあえず3000円掛ける。バカラというゲームは「player」、「banker」、「tie」のどれかに掛けるゲーム。「tie」はほぼ出ないので2択のようなもん。俺はいろいろ考えた結果「banker」一択に絞って掛けることにする。最初の1回目、勝ったのは「player」。外す。「カジノ 必勝法」とググった時に、負けたらその倍掛けると書いてあったので2回目に6000円掛けることにする。外す。ここで約1万負けてさっき勝ってた分が一瞬で消えてしまった。トータルで見たらトントンなのに、なぜか負けた気分…。そして3回目、大勝負に出る。ほぼ全額を「banker」に投資。結果…勝ったのはまたまた「player」。負ける。財布を見ると残り2000円くらいしかなかった。明日生活費を考えるとゲームオーバー。結局3万円ほど負けた。勝つイメージしかしていなかったので自分が負けたという事が信じられなかった。盛り上がってるカジノのを眺めながら自分が負けたんだという気持ちのまま30分ぐらいぼーっとしていた。あんなに「player」が続くことなんてあるのか…とか考えながら部屋に帰る。結局、1番やりたかったブラックジャックも出来ずにバカラで全部溶かしてしまった。「バカラは人生を狂わす恐ろしいゲームだ」と書いてあった記事を思い出す。そんなこんなで部屋に帰りMr.伊藤に慰めてもらい、この日は終了。カジノで負けて悔しい顔。

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でもいい経験が出来た。今度来る時はもっと勉強して、絶対にあの負け分を取り返しに来る!そして勝つぞ!

 

マレーシア3日目 8月31日

 

前の日の深夜、なんか外が騒がしいな、と思ったら独立記念の花火が打ちあがってた。ホテルからの景色。

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朝起床後ホテルの朝食。バイキングスタイルの朝食だが、いまいち微妙な感じ。1番美味かったのはコーンフレーク。その後、洞窟に向かうため、再びチャイナストリートを経由し、最寄駅へ。朝はチャイナストリート全体的にやる気ない。あんまり店も出てないし、「ちょっと待って」攻撃もあんまり。ちょっと寂しい。

電車に乗ってセントラルへまずは向かう。セントラルで乗り換えの時間があったのでふらふらしてるとバーガーキング発見!テンション爆上がり。先日、街中でバーガーキングの広告配ってていつか使うだろうと思って持ってたクーポンを用いてワッパーを食う。美味すぎ。西川食べログ4.5/5.0。その後、電車に揺られること約30分。洞窟最寄の駅に到着。小雨の中、洞窟に向かう。洞窟まではエゲツない急な階段を登らないといけない試練が待っていた。

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小雨の中、登っていると、上から欧米系の外国人が滑って落ちてきた。絶対この人死んだとマジで思った。50段ぐらい滑り落ちて生還してた。無事でよかった。人が死ぬ瞬間を目撃した気分だった。このエゲツない階段を登り切るとゴッツええ感じの洞窟にたどり着いた。Mr.伊藤の言葉を借りるなら「ポケモンの世界に来たようだ」

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その後、滑り落ちる恐怖と戦いながら階段を降りてひと休みしてたらスコールに遭遇。慌てて避難する。見た事もない雨の量を経験する。どこが晴れ男やねん。

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30分ぐらい雨宿りして小雨になったぐらいで帰る。

そして最寄駅へ帰って来る。チャイナストリートにて今晩のクラブの為にドレスコードを用意する。とりあえず時計を買う。絶対パチやんっていう時計を「いくら?」と聞くと「君はマイフレンドだから3000円で」と言われる。「いやいや、高すぎやろ、友達ならもっと安くしてよ」と言うと「いくらなら買ってくれる?」と聞かれたので「500円」と答える。「これ500円?それは安すぎるって。これめっちゃええ素材でめっちゃいいブランドやぞ!」みたいな事を言ってくる。どうせパチもんやろと思いながら「確かにめっちゃいいな!でも500円にしてくれないと買わん!なぁ友達だろ俺ら安くしてよ!」と逆に煽って行くスタイルで攻めると最終的に560円で商談成立。時計入手。Mr.伊藤はクロックだったのでとりあえず靴を買う。まるで現地の売人。

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その後、バックパッカーや旅行者に格安で酒を出してくれるバー的な所で晩飯と軽く飲む。コークハイが欲しかったけどメニューに無かったのでラムコークで我慢。ほぼロック。喉焼ける。マレーシアは酒税がエグくて格安でも1杯250円とか。

一度ホテルへ戻り、バッチリ決めて23時過ぎにいざマレーシア最大のクラブzoukへタクシーで向かう。今日は祝日で明日が平日なのであまり人はいないんかな…と思って調べると平日でもフロアパンパンっすよみたいな記事を見つけテンション爆上がり。到着。でかい。テーマパークみたい。

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でも周辺には人が全然いない。まだ時間が早かったか、と思いながらテニスを実況してるスポーツバー的なところで酒を飲む。ハイネケン1杯750円。くっそ高い。

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その後、周辺には続々と人が集まり始める。店の前には左からアウディアウディ、ベンツ、ポルシェ、BMW…的な感じで外車が並んでる。

「よし、行くか」と気合いを入れていざ入場。料金は1000円ぐらいで1ドリンク付き。ここは安い。入ってみると驚愕した。人少なっ!全部で20人ぐらい。でもVIP席は予約のプラカードが置いてあったからまだまだ時間が早いのかな、と思い込み、自分と同じような青年に話しかけた。「ここはマレーシアで1番アツいって聞いたんやけどまだ時間早い?」すると青年は親切に「んー。フロアが8個あるからなぁ。それにまだ時間早いよ。これからだぜ」と教えてくれた。他のフロアも行ってみたがどこも同じような感じだったので、一旦出ることにした。周辺は夜のテーマパークみたいな感じですごく賑わってた。美味そうなピザを食べながら時間を潰して1時ぐらいにもう一度行ってみると結構人が集まってた。

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よし、可愛い外国の女の子ナンパするぞ、とチケットを使ってMr.伊藤とビールを飲み干す。飲んでいる最中に3,4人の女の子の集団の内1人がやたらとこっちを見てくる。ずっと目が合うのでMr.伊藤に「俺行ってくるわ」と言い話しかけに行く。しかし、その子達は金持ちのVIPが連れてきた女の子達らしく、俺が話しかけるとすぐ別のおっさんが邪魔して来て女の子はこっちを見てるのにVIP席に連れて行かれた。1回目失敗。なんやねん、と思いながら次を探すも可愛い女の子はみんなVIP席のおっさんの管轄っぽい。世の中金かよ…と思いMr.伊藤とフロアではしゃぐ。欧米系の外国人男性にMr.伊藤が絡まれる。一緒になってはしゃぐ。男ばっかりで。何がおもろいねん。と周辺を見渡しているとめちゃめちゃ可愛い女の子発見。なんでキミのんなとこに来てんのみたいな大人しそうな子。激アツ。行くしかない。しかし、その子は韓国人風の男3人に激絡みされてた。おそらく韓国人VIPがパーティで連れてきた奴。女の子も一緒のVIPが連れてきたメンバーっぽい。でも諦めるにはもったいな過ぎるぐらい可愛いので戦う事を決意する。鳥カゴフォーメーションで韓国人風の男3人が女の子を囲んでいたので俺は割り込んで話に行く。5秒で2ラリーぐらい話したら韓国人風の男達が手荒に俺を妨害してくる。なんやねんコイツら。と思い再び強引に話しに行こうとするが妨害。3対1。敵うわけない。マジで腹立つ。諦めるか…と思い違うところに行こうとすると女の子がこっちに手を出してきた。ほら、お前らよりこっち来たがってるやんけ。俺は女の子の手を掴むと女の子は手を握ってくる。しかし、韓国人風の男達に妨害される。しかも全力で。痛いって。この繰り返しを10回ぐらいして諦める。マジでなんやねん。ふてくされてMr.伊藤に帰ろうと言い、帰る。4時ぐらい。帰りはタクシーぼったくられそうだったので歩いて帰った。写真は暗い帰り道。

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これが俺のマレーシア最大のクラブzoukでした。イメージとしては日本とは全然違うくて、VIPがパーティで何十人もの男女を連れてきてVIP席で飲み会してる感じ。元々知り合いで一緒にクラブ行って遊びましょって感じ。ちなみにVIPの主的な奴は常に5,6人の女の子と喋ってチップ配ってる。チップもらえるから女の子からモテモテ。だから俺たちみたいに金もなく知り合い全然おらんかったらめちゃめちゃアウェー。世の中、金かよ。って感じでした。

 

マレーシア2日目 8月30日

 

朝9時ごろ起床。外は大雨。普段は朝食など食べないが、無料って事で食べに行く。勝手にとって部屋で食ってくれスタイル。おそらく普段なら屋上テラスで食べましょう的な感じ。謎の葉っぱに包まれたナシゴレンがめちゃめちゃ美味い。まるで王将のチャーハン。西川食べログ3.8/5.0。その後、チェックアウトが12時だったのですぐさま二度寝。11時ごろに目覚めて急いでホテルを出る。クアラルンプールへの行き方をロビーのお姉さんに尋ねると、タクシーで行くか、現地のバスで行くか…とのこと。もちろん後者を選択。そこでバス停を尋ねると「道路を挟んで向こうサイドらへんにあるよ」と、なんてアバウトなんや。外に出て謎の町をさまよう。

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歩道橋的なところからの写真。

Mr.伊藤に「俺晴れ男やからなぁ」と言っていると本当に晴れてくる。やったぜ。そして、謎のバス停らしきものに到着。バスが来るのを待つことおよそ10分。バスがやってくる。俺たちは必死に乗せてくれアピールをするが、スルーされる。「なんでやねん!おい!」と怒鳴り散らすとバスが停まる。あれ、乗れってこと?とMr.伊藤と話しているとガキたちが降りてくる。おそらくあれはスクールバスだった。その後5分後ぐらいに明らかに市バスっぽいやつがこっちみ向かってくる。どこにこのバスが行くのかも分からんし、運賃が何円なのかも分からないがとりあえずバスを停め、おっさんに「クアラルンプール行くか?」と英語で尋ねるが英語があまり通じてなかったようでとりあえず乗れ的なジェスチャーを受け、2秒考えた末、乗る。運賃は60円。とりあえずGooglemapを確認すると方向は合ってる。そして終点の謎のバスステーション的なところで降りる。

俺たちはステーションという言葉で電車があると思い込んで電車を探すが見つからない。おそらくここはバスステーションでバスが集まるところだった。総合インフォメーション的なところで頑固おやじ的なおっさんに「KLセントラルへはどうやって行くんや」と英語で尋ねる。微妙な反応をされ、また英語通じんパターンかよ、と思いながら「KLセントラル!KLセントラル!」と単語で言うと紙に乗り場とバスの番号を書いて渡してくれた。ええやつ。そしてそのバスに乗り込む。運賃120円。

その後1時間ぐらい揺られてクアラルンプールには着いたっぽい。しかし、アナウンスもないところで人が降りていく。Mr.伊藤と俺はどこで降りたらいいか分からない状態。1つ目の降り場で約1割の人が降りる。ここはスルー。2つ目でまた約1割の人が降りる。ここもスルー。3つ目で約3割の人が降りる。ここもスルー。4つ目ぐらいでもうフィーリングで降りるしかないと思い、Mr.伊藤に「ここや!」と告げ降りる。結構いいポジション。後で分かったけど観光するにはベストポジション。センス◎を発揮。やったぜ。

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バス停の近くの謎の建物。めちゃ都会。

その後、近くにあるチャイナストリートに行く。ここが俺たちの思い出の場所になるとはこの時思ってもいなかった。遅めのランチをしようと14時ぐらいに「チャイナストリート ランチ」でググる。絶対に外せない5選的な記事を見つけ、1番上の店を探すことにする。なかなか見つからず苦戦。15分ぐらい探し回ると、すっげぇ怪しい場所に発見。恐る恐る入る。記事を読んでた限りnoodleが有名っぽいので「ここはnoodleあるか?」と聞くと「スープorドライ?」と聞かれる。俺はドライ、Mr.伊藤はスープを選択。5分ぐらいで料理が出てくる。値段も分からないまま食う。

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くっっっそ美味い。ワンタンスープ的なやつもイケてる。まるで王将の焼きそば。西川食べログ4.1/5.0。値段はおよそ200円。

その後、ホテルにチェックイン。ホテルの兄ちゃんがめちゃめちゃ英語上手くてコミュニケーション取りやすい。会話が通じる嬉しさを知る。さすが高級な宿。(といっても1泊1700円程度)最上階の角部屋を用意してくれててWi-Fiもバッチリ。2日連泊だったので快適な宿を確保出来た。スリランカ大使館から届いたメールでビザが無事降りたことを確認しこの兄ちゃんにプリントアウトしてもらった。

一度荷物を置いて、ひと休みしてからツインタワーが有名らしいので見に行く。最寄駅までチャイナストリートを経由して7分ぐらい。2度目のチャイナストリート。おっさんたちが「ちょっと待って、ちょっと待って」と声をかけてくる。観光地なだけあって日本語を覚えてる。俺はこう返す「ちょっと待ってちょっと待っておにぃさぁーん」するとおっさんは「は?」みたいな顔をしてくる。

そんな遊びをしながら最寄駅に着き、電車でツインタワーに向かう。電車の写真。

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右から3番目の注意書きにキス禁止が書かれてる。おそらく非リア充が書いたんやろな。そしてツインタワーへ到着。どうやら独立記念日が8月31日でその前日ということでお祭り騒ぎ。俺も大はしゃぎ。

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ツインタワーの夜景の写真。

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ツインタワー内の施設で食事。チキンプレート的なやつを懲りずにもう一度チャレンジする。400円ぐらい。ちょい辛ぐらい。美味くはなかった。西川食べログ1.2/5.0。その後はぷらぷらしてホテルに帰る。最寄駅からまたチャイナストリートを通って「ちょっと待って」攻撃を受けながら帰る。ホテルに帰り、次の日に洞窟とマレーシア最大のクラブzoukに行こうと予定を決める。2日目は結構盛りだくさんだった。

 

マレーシア1日目 8月29日

 

前日はほぼ寝ずに5時半頃に車で神戸港へと向かう。神戸港から駐車場無料でベイシャトルが関空まで出てるのでそれを使う。往復3000円。台風の影響もあり

、波は大荒れでMr.伊藤はちょっと気分が悪そうな様子。

関空到着。Wi-Fiをレンタルし、時間を持て余したので吉野家の牛丼を食う。美味すぎる。その後airAsiaのチェックインカウンターに向かうが激混み。フライトの時刻ギリギリで出国審査を終え、免税店にてタバコを購入。1カートンで2500円程度。安い。その後、アナウンスにて「クアラルンプール行きの締め切り間も無くです。お急ぎ下さい」とのアナウンスを受け、走ってゲートへ向かう。ギリ間に合う。

機内に入り、バックパックを棚に入れ、席に座ると今までの疲れがドッと襲いすぐ就寝。

気付けば到着のアナウンス。日本時間で11時に出発し、現地時刻の17時に着いたので時差1時間を考慮し、約7時間の睡眠。「airAsiaクソや」との声を聞いていたので疲れを溜めて乗り込んだのが大正解。

到着後、もちろん入国審査は激混み。そんなセキュリティ必要か?と思いながら指紋をきっちり取られて到着から約1時間後に入国。空港にてMr.伊藤と謎の韓国人とでsnowにてセルフィーf:id:s00227303:20160904005854j:image

 

排気ガスかただ曇ってるのか分からないが、めちゃめちゃ空気が曇ってる。

なんかマレーシアっぽい料理を食べたいな!という事で空港内を探索し、良さげなマレーシア料理屋へ。謎のライスプレートを頼む。約400円。

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このソース的なものが エグ辛い。西川食べログ0.2/5.0。胃の中まで辛さがこの後1日中続く。幸先悪め。

その後、急遽テキトーに予約した1泊約1000円の謎の町にあるホテルへタクシーで向かう。最初、約1000円と言われ、「もっと安く」と値切り、最終600円程度で妥協。

謎のホテル到着。ラブホ感満載やけどなかなか雰囲気は良い。到着後、ソッコーでゴキブリ発見。Mr.伊藤によって無事処理。ゴキブリが出たとこ以外はめちゃめちゃ良いホテル。

その後、夜の町を探索。名前も分からない謎の町、現地民しかおらん。コンビニ的なところで30円のスプライトを購入。KFCを発見し、テンション上がり購入。約300円。屋上のテラスにて夜食。

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引く程美味い。西川食べログ4.2/5.0。明日から2日間はマレーシアの大都会、クアラルンプールへ行く予定なので、宿探し。都会ってこともあり、ちょっと高級なホテルを2日分予約。1泊約1700円。最後にスリランカのビザが24時間以内に届くって書いてあったのでメールを確認するが、届いていない。あれ、スリランカ大丈夫か、24時間まで残り数時間しかないぞ、と思いながらもそのうち届くやろって事にしとく。

 

出発の前日 8月28日

 

明日から約半月のアジア旅。用意は何もしてないない。一応最後に豪華な飯でも食うついでにサークルの仲間たちを連れモザイクのGUにてパンツ5枚、Vネックシャツを5枚、靴下を5枚は買ってある。全部で3000円程度。

出国前日の夜、小田(高校の友達)とミクちゃんガイアへスロットを打ちに行き

 

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写真は7000円が確定した出目

 

 

カジノに備えてギャンブル精神を鍛えに行く。その後Mr.伊藤と加古川駅にて合流。家に帰り、小田と3人でオールしながら荷造りを開始。持ち物はこんな感じ。

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Tシャツ 3枚

Vネックシャツ 5枚

パンツ 5枚

靴下 5足

パソコン (研究用)

iPad 

iPhone

各充電器

ボディーシート

コンタクト

洗面用具

タオル 1枚

ビーチサンダル

インスタントラーメン 3食分

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後は現地調達すればいいかと思い、糀谷(サークル仲間)から借りたバックパックに詰める。

その後、スリランカ大使にビザをメールにて申請する。返信がすぐ来たが正式な通知は24時間以内に返します。という事で、通知書のプリントはマレーシアで行えばいいか、と思い放置。

気付けば5時。明日に備えて30程寝る。そんな感じで前日は終了。