西川とMr.伊藤のノープランアジア旅

金も宿もないそんな僕たちの旅物語

マレーシア3日目 8月31日

 

前の日の深夜、なんか外が騒がしいな、と思ったら独立記念の花火が打ちあがってた。ホテルからの景色。

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朝起床後ホテルの朝食。バイキングスタイルの朝食だが、いまいち微妙な感じ。1番美味かったのはコーンフレーク。その後、洞窟に向かうため、再びチャイナストリートを経由し、最寄駅へ。朝はチャイナストリート全体的にやる気ない。あんまり店も出てないし、「ちょっと待って」攻撃もあんまり。ちょっと寂しい。

電車に乗ってセントラルへまずは向かう。セントラルで乗り換えの時間があったのでふらふらしてるとバーガーキング発見!テンション爆上がり。先日、街中でバーガーキングの広告配ってていつか使うだろうと思って持ってたクーポンを用いてワッパーを食う。美味すぎ。西川食べログ4.5/5.0。その後、電車に揺られること約30分。洞窟最寄の駅に到着。小雨の中、洞窟に向かう。洞窟まではエゲツない急な階段を登らないといけない試練が待っていた。

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小雨の中、登っていると、上から欧米系の外国人が滑って落ちてきた。絶対この人死んだとマジで思った。50段ぐらい滑り落ちて生還してた。無事でよかった。人が死ぬ瞬間を目撃した気分だった。このエゲツない階段を登り切るとゴッツええ感じの洞窟にたどり着いた。Mr.伊藤の言葉を借りるなら「ポケモンの世界に来たようだ」

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その後、滑り落ちる恐怖と戦いながら階段を降りてひと休みしてたらスコールに遭遇。慌てて避難する。見た事もない雨の量を経験する。どこが晴れ男やねん。

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30分ぐらい雨宿りして小雨になったぐらいで帰る。

そして最寄駅へ帰って来る。チャイナストリートにて今晩のクラブの為にドレスコードを用意する。とりあえず時計を買う。絶対パチやんっていう時計を「いくら?」と聞くと「君はマイフレンドだから3000円で」と言われる。「いやいや、高すぎやろ、友達ならもっと安くしてよ」と言うと「いくらなら買ってくれる?」と聞かれたので「500円」と答える。「これ500円?それは安すぎるって。これめっちゃええ素材でめっちゃいいブランドやぞ!」みたいな事を言ってくる。どうせパチもんやろと思いながら「確かにめっちゃいいな!でも500円にしてくれないと買わん!なぁ友達だろ俺ら安くしてよ!」と逆に煽って行くスタイルで攻めると最終的に560円で商談成立。時計入手。Mr.伊藤はクロックだったのでとりあえず靴を買う。まるで現地の売人。

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その後、バックパッカーや旅行者に格安で酒を出してくれるバー的な所で晩飯と軽く飲む。コークハイが欲しかったけどメニューに無かったのでラムコークで我慢。ほぼロック。喉焼ける。マレーシアは酒税がエグくて格安でも1杯250円とか。

一度ホテルへ戻り、バッチリ決めて23時過ぎにいざマレーシア最大のクラブzoukへタクシーで向かう。今日は祝日で明日が平日なのであまり人はいないんかな…と思って調べると平日でもフロアパンパンっすよみたいな記事を見つけテンション爆上がり。到着。でかい。テーマパークみたい。

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でも周辺には人が全然いない。まだ時間が早かったか、と思いながらテニスを実況してるスポーツバー的なところで酒を飲む。ハイネケン1杯750円。くっそ高い。

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その後、周辺には続々と人が集まり始める。店の前には左からアウディアウディ、ベンツ、ポルシェ、BMW…的な感じで外車が並んでる。

「よし、行くか」と気合いを入れていざ入場。料金は1000円ぐらいで1ドリンク付き。ここは安い。入ってみると驚愕した。人少なっ!全部で20人ぐらい。でもVIP席は予約のプラカードが置いてあったからまだまだ時間が早いのかな、と思い込み、自分と同じような青年に話しかけた。「ここはマレーシアで1番アツいって聞いたんやけどまだ時間早い?」すると青年は親切に「んー。フロアが8個あるからなぁ。それにまだ時間早いよ。これからだぜ」と教えてくれた。他のフロアも行ってみたがどこも同じような感じだったので、一旦出ることにした。周辺は夜のテーマパークみたいな感じですごく賑わってた。美味そうなピザを食べながら時間を潰して1時ぐらいにもう一度行ってみると結構人が集まってた。

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よし、可愛い外国の女の子ナンパするぞ、とチケットを使ってMr.伊藤とビールを飲み干す。飲んでいる最中に3,4人の女の子の集団の内1人がやたらとこっちを見てくる。ずっと目が合うのでMr.伊藤に「俺行ってくるわ」と言い話しかけに行く。しかし、その子達は金持ちのVIPが連れてきた女の子達らしく、俺が話しかけるとすぐ別のおっさんが邪魔して来て女の子はこっちを見てるのにVIP席に連れて行かれた。1回目失敗。なんやねん、と思いながら次を探すも可愛い女の子はみんなVIP席のおっさんの管轄っぽい。世の中金かよ…と思いMr.伊藤とフロアではしゃぐ。欧米系の外国人男性にMr.伊藤が絡まれる。一緒になってはしゃぐ。男ばっかりで。何がおもろいねん。と周辺を見渡しているとめちゃめちゃ可愛い女の子発見。なんでキミのんなとこに来てんのみたいな大人しそうな子。激アツ。行くしかない。しかし、その子は韓国人風の男3人に激絡みされてた。おそらく韓国人VIPがパーティで連れてきた奴。女の子も一緒のVIPが連れてきたメンバーっぽい。でも諦めるにはもったいな過ぎるぐらい可愛いので戦う事を決意する。鳥カゴフォーメーションで韓国人風の男3人が女の子を囲んでいたので俺は割り込んで話に行く。5秒で2ラリーぐらい話したら韓国人風の男達が手荒に俺を妨害してくる。なんやねんコイツら。と思い再び強引に話しに行こうとするが妨害。3対1。敵うわけない。マジで腹立つ。諦めるか…と思い違うところに行こうとすると女の子がこっちに手を出してきた。ほら、お前らよりこっち来たがってるやんけ。俺は女の子の手を掴むと女の子は手を握ってくる。しかし、韓国人風の男達に妨害される。しかも全力で。痛いって。この繰り返しを10回ぐらいして諦める。マジでなんやねん。ふてくされてMr.伊藤に帰ろうと言い、帰る。4時ぐらい。帰りはタクシーぼったくられそうだったので歩いて帰った。写真は暗い帰り道。

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これが俺のマレーシア最大のクラブzoukでした。イメージとしては日本とは全然違うくて、VIPがパーティで何十人もの男女を連れてきてVIP席で飲み会してる感じ。元々知り合いで一緒にクラブ行って遊びましょって感じ。ちなみにVIPの主的な奴は常に5,6人の女の子と喋ってチップ配ってる。チップもらえるから女の子からモテモテ。だから俺たちみたいに金もなく知り合い全然おらんかったらめちゃめちゃアウェー。世の中、金かよ。って感じでした。